トータルニュース

  • 準耐力壁について

    2009.08.01・業界ニュース

    当社の認定ねじTCBシリーズは品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)1に基づき木造軸組工法における準耐力壁2として壁倍率の認定を受けています。

     

    1:住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)は、『性能表示制度』、『紛争処理制度』、『瑕疵(かし)保証制度』の3つの柱から成り立っています。

    性能表示制度では(1) 構造の安定、(2) 火災時の安全、(3) 劣化の軽減、(4)維持管理への配慮、(5)配管(給排水、ガス)、(6)温熱環境、(7)空気環境、(8)ホルムアルデヒド、(9)高齢者等への配慮

    があります。

    下記当社が受けている認定は(1) 構造の安定に関わるもので、通常の在来工法で壁倍率が足りなく等級3の評価を受ける場合、準耐力壁(垂れ壁、腰壁)を一定の基準で壁倍率を組み入れることが出来ます。

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    これらの基準で準耐力壁の壁倍率を算出し存在壁量を表1の基準を満たすことが出来れば性能表示上等級があがります。ただし性能評価機関での認証(有料)が必要です。

  • 釘 JIS規格(JIS A 5508)改正について

    2009.07.30・業界ニュース
    平成21年7月20日付で、釘のJIS規格(JIS A 5508)が改正されておりますので、それらの主な内容について下記の通りご紹介いたします。

    ①.溶融亜鉛めっき太め鉄丸くぎ(ZN)の新設
    これまでJIS化されていなかった、溶融亜鉛めっきを施し耐錆性に優れたくぎの種類(ZN)が新設されました。

    ②.鉄丸くぎ(N)・めっき鉄丸くぎ(NZ)の頭径規定化と特例
    旧規格では、鉄丸くぎ(N)・めっき鉄丸くぎ(NZ)の頭部径は参考値であったため、釘打機に適したサイズで製造されておりましたが、今回の改正により頭部径が参考値から規定値となりましたので、規格を満たした製品の製造が必要となります。
    一方、市販の釘打機ににおいて新規格の鉄丸くぎ・めっき鉄丸くぎを使用した場合、一部のサイズ(N90・NZ90)が機械に装填できないため、経過措置として2012年3月31日までは頭部径が参考値のものを使用してもよいこととなりました。その場合、旧JIS規格(2005年)に基づいて製造されたくぎであることを明確にするため、呼びの末尾に『 :2005』を付記しなければなりません。

    ③.鉄丸くぎのFサイズの削除
    これまで梱包用として規定されていたFサイズの鉄丸くぎ(FN50・FN65)は、胴部径・頭部径がNサイズに比べて1サイズ細いため、同じ長さのくぎを建築構造物に使用すると強度が落ちることになり、誤使用がないよう規格から削除されました。

    ④旧規格の「自動くぎ打機用くぎ」に規定されていたT頭くぎ・カップ頭くぎの削除
    旧規格の「自動くぎ打機用くぎ」に規定されていたT頭くぎ・カップ頭くぎは、ほとんど製造されていないことから今回の改正で削除されました。

    ⑤ツーバイフォー工法で使われていない釘の削除
    (旧規格CN25・CNZ25~旧規格CN40・CNZ40)及び(旧規格CN115・CNZ115以上)は、ツーバイフォー建築には事実上使用されていないことから今回の改正で削除されました。

    ⑥くぎ頭部の刻印
    誤使用を防止するため、くぎを木部などに打込んだ後でもくぎの品質や種類、サイズなどが識別できるように、くぎの頭部に刻印をつけることができます。

    ⑦くぎの名称の変更(PNくぎ、シージングボード用くぎ)
    「自動くぎ打機用くぎ」の名称が「PNくぎ」に改正されました。
    ※PNは、Pneumatic Nail(ニューマチックネイル)の略で、圧搾空気などを利用した釘打機で使用されるくぎのこと。
    また、「シージングインシュレーションファイバーボード用くぎ」が簡略化され「シージングボード用くぎ」に改正されました。

    ◎詳しくは、日本工業標準調査会のホームページ http://www.jisc.go.jp のJIS検索覧から規格を閲覧することが出来ます。