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  • 釘 JIS規格(JIS A 5508)改正について

    2009.07.30・業界ニュース
    平成21年7月20日付で、釘のJIS規格(JIS A 5508)が改正されておりますので、それらの主な内容について下記の通りご紹介いたします。

    ①.溶融亜鉛めっき太め鉄丸くぎ(ZN)の新設
    これまでJIS化されていなかった、溶融亜鉛めっきを施し耐錆性に優れたくぎの種類(ZN)が新設されました。

    ②.鉄丸くぎ(N)・めっき鉄丸くぎ(NZ)の頭径規定化と特例
    旧規格では、鉄丸くぎ(N)・めっき鉄丸くぎ(NZ)の頭部径は参考値であったため、釘打機に適したサイズで製造されておりましたが、今回の改正により頭部径が参考値から規定値となりましたので、規格を満たした製品の製造が必要となります。
    一方、市販の釘打機ににおいて新規格の鉄丸くぎ・めっき鉄丸くぎを使用した場合、一部のサイズ(N90・NZ90)が機械に装填できないため、経過措置として2012年3月31日までは頭部径が参考値のものを使用してもよいこととなりました。その場合、旧JIS規格(2005年)に基づいて製造されたくぎであることを明確にするため、呼びの末尾に『 :2005』を付記しなければなりません。

    ③.鉄丸くぎのFサイズの削除
    これまで梱包用として規定されていたFサイズの鉄丸くぎ(FN50・FN65)は、胴部径・頭部径がNサイズに比べて1サイズ細いため、同じ長さのくぎを建築構造物に使用すると強度が落ちることになり、誤使用がないよう規格から削除されました。

    ④旧規格の「自動くぎ打機用くぎ」に規定されていたT頭くぎ・カップ頭くぎの削除
    旧規格の「自動くぎ打機用くぎ」に規定されていたT頭くぎ・カップ頭くぎは、ほとんど製造されていないことから今回の改正で削除されました。

    ⑤ツーバイフォー工法で使われていない釘の削除
    (旧規格CN25・CNZ25~旧規格CN40・CNZ40)及び(旧規格CN115・CNZ115以上)は、ツーバイフォー建築には事実上使用されていないことから今回の改正で削除されました。

    ⑥くぎ頭部の刻印
    誤使用を防止するため、くぎを木部などに打込んだ後でもくぎの品質や種類、サイズなどが識別できるように、くぎの頭部に刻印をつけることができます。

    ⑦くぎの名称の変更(PNくぎ、シージングボード用くぎ)
    「自動くぎ打機用くぎ」の名称が「PNくぎ」に改正されました。
    ※PNは、Pneumatic Nail(ニューマチックネイル)の略で、圧搾空気などを利用した釘打機で使用されるくぎのこと。
    また、「シージングインシュレーションファイバーボード用くぎ」が簡略化され「シージングボード用くぎ」に改正されました。

    ◎詳しくは、日本工業標準調査会のホームページ http://www.jisc.go.jp のJIS検索覧から規格を閲覧することが出来ます。